終了しました。御参加いただきました皆様ありがとうございました。

空気投げ研究会~漢の口約束を果たす~

【空気投げ研究会】

 

三船十段が説明している『空気投げ』の手順に始まり、技のタイミング、崩しと体捌きの方向、力の伝え方、手・足・体幹の一致について時間の許す限り紹介します。
幻とまで言われることもある『空気投げ』ですが、名古屋稽古会の時点で柔道指導者が新鮮な驚きとともに納得していただけるところまで解明できました。

 

 

名古屋講習会の様子

 

三船十段が説明している『空気投げ』の手順に始まり、技のタイミング、崩しと体捌きの方向、力の伝え方、手・足・体幹の一致について時間の許す限り紹介します。
名古屋のセミナーで紹介した形としての見えやすい『空気投げ』から、最近では乱取りや試合で使う見えにくい『空気投げ』の研究が進んでいます。
また、『空気投げ』の原理を『大外刈』や『支釣込足』、『体落』など、他の投げ技への応用についても研究が進み、投げ技全般の質が変わりつつあります。
東京昭島市の『空気投げ』稽古会では、出来る限り最新の研究成果を共有したいと思います。

田島大義(空気投げ研究家、松聲館の技法研究員)

 

趣味のサッカーに活かそうと2007年武術の世界に触れて以来、徐々に興味を持ち始め今ではすっかり身体の不思議、面白さを楽しむ日々を過ごしています。広がった未知の世界は自分の身体にありました。

2007年07月:たまたま手に取ったDVD甲野善紀『身体操作術』を見てびっくり
2007年09月:同氏の講座で技を受けてさらにびっくり
2007年11月:半身動作研究会(現:動作術)で技の稽古が出来ることを知って感動する
2008年07月:骨盤おこしセミナー(現:構造動作トレーニング)に参加してショックを受ける

興味を持った先生の公開セミナーで本物に触れていくうちに、奥深い技と体の世界に引き込まれていきました。

2013年:三船久蔵十段の柔道に興味を持ち『空気投げ』の研究を始める。
2013年:中村考宏先生から『骨盤おこしトレーナー』として認定される。
2013年:甲野善紀先生から『松聲館の技法研究員』を名乗る許可をいただく。
2013年:『空気投げ』研究のために講道館柔道を始める。
2015年:講道館より初段を認可。

  

日程

11月20日 14:00~17:00
受付開始 13:45
講習 14:00~16:30
質疑応答  16:30~16:50
主催:本体組技研究会 K-STUDIO
 

会場

昭島市総合スポーツセンター 柔道場
JR青梅線「東中神駅」 徒歩5分
「K-STUDIO」団体にて取得しています。
会場はお借りしているだけですので、講習内容についての問い合わせはご遠慮願います。

講習料

3000円(会場費込み)

定員

20名(2016年9月20日募集開始 定員に達し次第受付を終了します。10月24日現在8名)

持ち物

柔道着やジャージなど動きやすい服装。その他、汗拭きタオル、水分など。

※空気投げをしっかり受けたい方は、丈夫な道着をご用意ください。

申し込み

 

お問い合わせ 欄よりお申し込みください。

 

お名前、住所、電話番号、メールアドレス、武術歴、メッセージ欄に「11月20日 空気投げ研究会参加希望」と記入し

、参加にあたっての免責事項に同意のチャックをしていただきお送りください。

 

2、3日以内に本体組技研究会より返信お送りします。

返信が届かない場合は、迷惑メールBOXをご確認いただきまして、それで届いていない場合はお手数ですが再度ご連絡くださいませ。

 

※参加希望の方へ田島先生から一言メッセージ!

「空気投げ研究家って強いのか?と道場破りのようなお考えの方、わたしの実力は柔道初段程度です。今後も徐々に強くなる予定ですが、ご期待には沿えませんので参加はご遠慮ください。」

 

※11月4日~7日、11日~16日までは申し訳ありませんが返信をすることが出来ない予定です。その間に申し込みが重なった場合は先着順で受付をさせていただきます。遅くなることがございますが、返信は必ず行います。

撮影について

 

◎研究を進めるために講習中スタッフが動画、写真の撮影を行います。

◎撮影した動画・写真は、雑誌への掲載、今後の講習活動の告知等に使用する場合もございますので予めご了承ください。

◎参加者による動画、静止画の撮影、録音などは理由の如何に問わず全て禁止とさせていただきます。

 

月刊「秘伝」2016年7月号にて

空気投げ研究の様子が紹介されています。

 

月刊「秘伝」2016年 11月号にて

名古屋で行われた空気投げ研究会のレポートが

掲載されています。

 

本体組技研究会より

はじめ武術を通じて知り合った田島氏が「空気投げ」の研究をするという話を聞いた時は、面白しろそうだなと思うくらいでしたが、よくよく聞いてみると内輪のヌルイ環境の中でなく、実際に柔道を始め、その環境の中で再現を目指しているという話を聞いて「それならば!」と俄然興味を持ちました。
研究を始めて間もない頃、一、二度一緒に練習を機会があり、技を受けさせていただきましたが、当時はまだ空気投げといえるほどのものではありませんでした。
そんな時、今はすでに閉店した国立の古本屋さんで三船久蔵氏の著書「柔道一路」を入手しました。
私が持っているよりはと、田島氏に要るか聞いてみると
「欲しいです。」ということなので譲ることにしました。
ただ一つ条件を付けさせていただきました。
「必ず『空気投げ』が出来るようなること、そして出来るようになったらそれを私に教えること」
あれ?二つですかね。
ともかく、その条件が飲めるようであれば無料で、飲めないようであれば「3000円くらいで譲りますよ」という
私に、田島氏は即「その条件飲みます!必ず出来るようになります!」と力強く宣言。
「じゃあ、これは漢の口約束ですからね。」といって本をポンと田島氏の手に渡しました。
さて何年先のことになるのやらと思っていたのですが、先日「ご報告です。本日の柔道練習で乱取り中に空気投げが(きれいじゃなかったですが)成功しました!漢の口約束を半分果たしました(^-^)v残り半分~中略~日程調整させてください!!」
という連絡がありました。
まさか伝説的な技がそんなに早くできるようになるとは思いもしませんでした。
早速個人的に教授していただこうかと思ったのですが、8月13日名古屋で行われた第一回の講習会の後も、ぜひ続編をという声があったとのことですので、一人で習うよりも皆で習った方が(私が)覚えやすいのではと思い立ち、「“空気投げ”研究会~漢の口約束を果たす~」を企画しました。
果たして伝説的に語られる「空気投げ(隅落)」の再現は可能なのか?
具体的な方法もそうですが、田島氏からは「時代を超えて学ぶ方法」も学べるのではないかと思います。
みなさんの参加をお待ちしています。

 

本体組技研究会 駒井雅和

参考リンク集